逢人青春記

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zoom RSS ひとつの小石

<<   作成日時 : 2010/07/04 19:32   >>

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昨日は時間ができたので、久々にサワンの街をぶらぶらしてきた。

てことで、 少しサワンの街を紹介。
のつもりが書いてるうちに、思い耽ってしまい、
いつのまにかスゴイ長文になってしまったので、時間のある人はご一読ください。

任地から、トゥクトゥクで20分ぐらい行くと、
そこはラオス第4の都市、サワンナケート市内。

道路から、階段を下ると、、、

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そこに広がるのは、ラオスの水源、メコン河。

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向こう岸に見えるのは、隣国タイ。
日本に住んでると、違う国が、こんなに近くに見えるのは不思議な感じ。


河の優しい流れと、
静かな雰囲気に癒され、ワット(寺院)でも久々に行ってみようかと、
足を伸ばす。

ラオス国には、寺院が多く点在していて、
その1つ1つが立派なもの。
我が奈良も顔負けの派手さを誇る。

今日赴いたのは、
市内の隅あるワット・スッナンター。
大通りから離れているため、車もバイクも人通りも少なめで、
静かな雰囲気。

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ここで出逢ったのはクバー・プットプトーン(プットプドーン僧侶)。
彼はセカンダリースクール(日本での中・高等学校)入学時に出家し、
現在6年生。あと1年で卒業。
ラオスの僧侶は戒律が厳しく、
女の人と話すこと、触れることは禁止されている。

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外国人はラオスの文化がわからんから、触ってこられたりするねん。
めっちゃ困るんよー。


と、よく地球の歩き方の注意書きで見るようなことを言う。

話ししていると、
西洋人の女の人が横を通りかかる。

と、次の瞬間、

僧侶「サバイディー(こんにちは)」

。。。 え?話しかけてるやん。しかも自分から。早速。

よくよく聞いてみると、挨拶ぐらいはいいとのこと。

けどまさか、ラオスの僧侶に突っ込みを入れることになるとは。
少しおもろかったw

ラオスでは、日本でもそうかわからんけど、
出家をして僧侶になると、
こうゆうオレンジの衣装を纏い、寺の外に遊びに出れない。
学校も寺の中にあって、
ずっと寺から出れない日々を過ごす。

俺からすると、本当に退屈な気がする。

というより、街へ遊びに出ても娯楽という娯楽が無いんやけど。

それでもずっと寺にいるのって、我慢できやんなぁ。

と、余計なお節介を考えてしまう。

けど、彼も来年には僧侶を辞めるらしく、
そうなうると彼女も作れるし、遊びにもいけるし、
髪も伸ばせるし、いろいろ夢を膨らませてるみたい。

外国人が遊びに来て、しかもラオス語話せるのがおもしろいのか、
いつの間にかどんどん僧侶が集まってくるので、
今回はこの辺りで退散。

土日は暇やから、また遊びに来いよー。

と言ってもらった。

いや、毎日暇な気もするけど。。。

とはさすがに言えず、「ありがとう」を言い残し退散。

暇と言っても、朝の5時起きで寺院清掃、託鉢をするのは、
俺からすると、大変そうです。

そして、その後、
サッカー場へと赴く。

ここで見れるのは、サワンの名物。エアロビクス。

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軽快な音楽にあわせて、多くの人が1,2,3。

エアロビだけじゃなく、
ランニングしたり、サッカーしたり、バトミントンしたりと、
夕方は市民の憩いの場になってる場所。

しばらくすると、
アーイ、テバーン!!」(お兄ちゃん!サッカーしよ!)

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と、子供たちに呼び止められる。

しばらく、この子達とじゃれ合い、

またね、の挨拶をした後、少し気になることが。

子供達が、帰るね!といい歩いていくのを見送っていると、
ふと、
この子達の家ってどこなんやろ。と思い、
あかんことしてるなと思いながらも、ちょっと着いていって見た。

すると、1人1つのダンボールを持ち、
街をえっさえっさと帰っていく。

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わき道に入ったところで、見失なったけども、
もしかして。。。 という思いも消えない。

先輩隊員の帰国報告会で、
ラオスにもゴミ山で生活する人がいることを知り、ショックを受けた。

自分の任地のセカンダリースクールの生徒達は、
帰るべき家があり、服もちゃんと制服を着ていて、勉強もできる環境がある。
だから、それが当たり前になってたけど。
そうじゃない子供も確かに存在するんやな、と感じた。

だから、
「あれ、ここの生活、何も日本と変わらんやん。」
と思い始めてた自分に対して、
疑問を持つこともできた。

日本と同じが良いっていうわけじゃないけど、
やっぱり日本の生活水準の高さは、
すごいと改めて思った。

ありふれた言葉やけど、
子供たちの笑顔はどこの国も輝いているなぁ。
ってことも実感できた。
この子らがそうってわけじゃないけど、
きっと日本の子供たちとは全然違う生活をしてる子達が、
確かに多く存在してる事実がある国。

俺がこの道に進みたいと思った理由は、
ストリートチルドレンや少年兵を無くすことやったなぁと、
久々に思い返すことができた1日やった。

けど、活動していて思う。
自分の力って、ほんまにちっぽけなモノ。

今まで根強く残っている問題を簡単に解決することなんかできやんとは思ってたものの、
それでも、やっぱり悔しいと思う。

と同時に、日本にいるときは、
ほんまに肩書きに助けられて仕事してきたんやなぁと思う。
ちょっと自分の力とか能力を勘違いしてたんやなぁと思う。

自分の知らない、自分のことを知らない土地に来て、
わからん語学で一生懸命話して、もう半年。

一応プロジェクト立ち上げて、進めていってはいるものの、
それが、どれぐらいの影響を与えるんやろうと。

ある専門家の言葉。

途上国の教育開発は、波打つ湖に小石を投げ入れるようなもの。
その波紋は、遠くから見てもおよそ影響のないものでしょう。
先生、生徒ともに一生懸命学力向上に努めるような教育現場での活動ならば、
どれだけ理想的でしょう。
しかし、今のあなたの場所のような現実があるからこそ、
あなたのようなボランティアが必要なのです。
あなたの生徒、先生との出逢いは云わば運命的なものです。
現実を踏まえ、できることを一生懸命実践することが必要なのです。

確かにそうやと思った。
今の自分の悩みって言うのは、
自分の活動する場所に対し、
派遣前に希望的観測をどこかで持っていただけにすぎひんねんな。

さて、できることからひとつずつ。
湖に石を投げまくってみようか。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
相変わらずおもしろいです!!
僧侶のくだり笑っちゃったww
小石を投げ続けてみてください
taku
2010/07/04 20:57
僧侶の話が面白い。笑

一人ひとりは小さいようで、
そういう一人ひとりが世界を作っていくんだなぁって最近痛感してます。

またブログ楽しみにしてます。
しおり
2010/07/05 19:39
もう半年たつんやなああああ。。。。。
いい写真撮ってるなああ。でも、そうゆう子供たちに出会ったり、いろんなバックグラウンドもった人に出会ったり、その出会いっておっきいなああ。日本にいたら絶対であえへん人たち。
もうラオス語しゃべれんの?すごーーい!!!
ほんまにラオスに行きたいねんけど、いつやったらいさむ相手してくれる?
なつか
2010/07/06 21:22
>taku
最近かなり更新が遅れてしまってるよな、ブログ。
おもしろいことってそんなに無いのかも。
自分がこっちの日常に交じってしまったんかも。
けど、がんばってイイモノ書いていくわ!

>しおり
小石が世界を作る、か。そうやんな。
ちょっと飛び出す小石がいたり、
輝くやつがいたり、宝石があったり、
すぐに割れるものがあったり。
けどそれがひとつの場所を作ってるんやからな。
俺もがんばって輝きます!!

>なつか
もう半年やわ。ラオ語、なんとなく話してるでw
一応な。だってラオ語しか通じへんから。。。
いつでもおいでや!!
ちゃんと言ってくれれば予定空けれるし!
むしろ英語の授業こっちでしてみる?きっと楽しいで!
てことでまずmixiにでもメッセージちょうだいさ★
勇太
2010/07/06 21:52

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