逢人青春記

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zoom RSS 世界を、見に行こう。

<<   作成日時 : 2010/08/13 17:39   >>

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8月9日。
任地のセカンダリースクールが始業式を迎え、新学期へと入った。

それとあわせるように、
日本からNGOが指揮するスタディーツアが訪れた。

Cross Bordersってとこなんやけど、
HPのキャッチコピー、かなり好き。
「世界を、見に行こう」
なぜ好きか?それはこの記事の最後らへんを読んでくれたらわかると思う。

さてさて
まずは、このツアー受入れの裏側のお話を少し。

僕の持つ 日本語クラブの生徒総勢20名を有志とし、
このスタツアに向けて、日本語の簡単な挨拶、お世辞の言い方、
そして日本の歌を生徒に練習させてきた。

この授業の過程で悲しかったこと。

それは 学校とのお金の問題。

20名の生徒はすべて任地のセカンダリースクールでなく、
隣の郡や村からも生徒が来てくれていた。
およそ半分は、他校生。

その中で、スタツア前週の授業のこと。
うちの教頭先生、
人の授業中にズカズカと入ってきて、
他校生はお金を払ってください。」と言い出す。

ラオスの学校では補習・講習をすると、先生へお金を払うことになっている。

だけど、もちろん俺はお金なんかもらうつもりも無かったし、
散々校長とか教頭にも話をしてたのに、
また話をぶり返すように。その話。

ほとほとあきれてると、

「ユウタはお金なしで教えてくれるけど、他校生はこの学校の電気代や場所代を払うべきだ」 と話が進展。

電気代なんか、多分20名あわせて1日10円いくかいかないかの世界。
それをわざわざズカズカと授業に入ってきて言う教頭。

けど よくよく生徒に話を聞いてみると、どうやら俺の知らないところで、
前々から生徒に対して言ってた模様。

学校にお金が無いのはわかるけど、
わざわざ休みを返上して、「学びたい」っていう気持ちで来てる生徒に対して、
それは、失礼じゃないか。
そもそも、「授業」は「担当先生の時間・空間」であって、
そこに何の断りもなしにズカズカと入ってきて、
んで生徒の士気をガクっと下げる発言をするっていうのは、考えられへん。
その場は、俺はラオス語わからんかったフリして教頭を無視して授業をしたものの、
かなーり腹たった出来事やった。
確かにお金は大事やけど、時と場所、場合を考えようや。
いや、むしろ先に相談して欲しい。

んで、次の日モノ申そうと思ったら、ってか電気代なら俺が払うからって言うつもりで行ったら、
何やらそんなことすーっかり忘れてる様子。
まぁ忘れてるなら忘れてるでブリ返さんくてもいいか、と
触らぬ神にたたりなしの精神で、スルーした。
けども、
気分でモノをいうのは止めて欲しい。

そして、「学ぶ場」に「学びたい」って気持ちを持ってきてる生徒に対し、
一刀両断的に何の相談もなしにパスっと横槍入れる精神も、正直腹立つ。

そんなイライラを持ってスタツア前週は授業をしてた。

けど うれしいことも1つあった。

それは、
今まで、何をしゃべっても反応薄かった いわゆるシャイな子が、
やっと心開いてくれたのか、
めちゃめちゃ話してくれるようになった。

スタツアも、自信が無いから欠席するって言ってたけど、
そこで逃げたら何にもならへんやん、がんばろうや!って話をし続けたら、
来てくれた。
スタツア前日は、「俺行くから」と、
わざわざ俺の家に言いに来てくれて、ロッティーっていうインドのお菓子(なぜかラオスでは道端に屋台が多くあり、よく売ってる)を買って来てくれた。
もうすぐ夏休みが終わって、そいつは自分の村に帰るんやけど、
だから日本語一緒に勉強できやんくなるってことを、結構まじめに凹んでくれてた。

なんか、もう、「っしゃー!」て感じの出来事やった。
はい、自慢終わり。


前置きが長くなったけど、そうやって迎えたスタツア本番。

朝から当校恒例の仰々しいお出迎えの準備がなされ、
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ほんまに来てくれた皆さんに感謝。

日本の文化を紹介してくれ、
アイスブレークのゲームをしてくれ、
ソーラン節踊ってくれ、
楽器弾かせてあげてくれ、
ラオスの踊り一緒にやってくれ、
ほんまに生徒にとって、楽しい時間になったと思う。

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画像


案の定、その日の午後の日本語クラブは、
みんな興奮しすぎてか収集つかず、
大声で一度吠えんとあかんかったけど、
それでも彼ら・彼女らにとってイイ経験になったと思う。

もちろん、俺にとっても。

なんで協力隊に参加されたんですか?

そうゆう素朴な質問を素直にぶつけてくれる。

素朴な質問に対しては、なんか素直に答えなあかん気がして、
取り繕うことなく答えようと思った。

結果、漠然とした感じになってしまった。

そう、結局まだコレだ!って自分の中で確信を持てるものが無いんやろうな。


けど、やっぱり思うのは、
参加者の人たちにも話をしたんやけど、

国際協力 って変に枠組みを作るもんではないんじゃないかなっていうこと。

実際に現地に行って、そこの人と友達になる。

ただそれだけで、友達のために、何かしてあげたい。
友達が困ってるなら、支えてあげたい。一緒に考えてあげたい。
答えが出ない問題であっても、
ただそこにいて、何かしてあげたい。

そんな風に思うんじゃないかな。人間って。

フィリピンに行ったときに、ストリートの人と仲良くなって、
自分の中にある「ストリートの人は危ない」って固定観念が打ち砕かれたように、
やっぱり実際に自分の体、五感で感じることが大事なんやと思う。


それを感じずに、机上だけであーだこーだODAとか国際援助の問題を論じるのは、
それこそ机上の空論といえるんじゃないんかな。

そうゆう問題を論じるときに、具体的に思い描ける顔があるか、
結論を出したときに、具体的に思い描ける場面があるか、
その議論の人間性を無視して、人間の関わる議論をすべきじゃない。

その気持ちは、今でも変わらへん。

どんな仕事でも同じやと思うけど。

現場を知らない本部の人。 よく言われる言葉やんな。
まぁ踊る大捜査線が発端やろうけど。

やっぱり、
俺は、そうゆう人にはなりたくないな。

だから 今のこの道を選んだことは 間違ってないと思う。

と、妙に自信をつけてもらえた日やった。

ひとりの子が質問した。

日本にもホームレスの人がいる。困ってる人がいる。なのに、なぜ海外の途上国に目を向けるのか。ホームレスを平気でスルーするのに、なぜ途上国の学校建設に募金をする人がいるのか。

この質問は少し考えさせられた。

俺の場合は、今言ったように、
多分たまたま最初に仲良くなったのが途上国の人やったからやと思う。
友達が困ってるから、支えてあげたい。
そう思わせてくれたのが、そのフィリピンの奴やったからやと思う。
だから、別にホームレスの人を見捨てるとかじゃなく、
自分が救いたいと思うはじめの対象が、途上国やったっていうだけなんじゃないかな。
最初に、自分に問題意識を投げかけてくれたのがホームレスの人なら、
固定観念を崩してくれたのがホームレスの人なら、
俺はその問題に取り組んでたんじゃないかな。
と、そのとき回答した。

JOCVのみなさん、この質問に対してどう答える?

ほんまは、いろいろスタツア参加者とした話を載せたいんやけども、
あまりに長くなると 読みづらいので、
今回はこの辺にて。


CrossBordersのみんな、ほんまにありがとう。
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教育支援NGO Cross Borders : http://crossborders-japan.com/

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
ひろきです。
お元気ですか?お久しぶりです。
ブログの写真を見る限りでは、”超”元気そうですね笑

僕は元気です。
先日ついに23thの誕生日を迎えました。

来年の夏、逢いに行きますんで!!
Your bro. Hiroki
2010/08/14 00:55
お元気そうですね!
いつもゆうたさんの日記で、世界に目を向ける機会がいただけて嬉しいです。僕も何かできることないかなと、今日子供の人身売買の防止活動に署名してきました。これからもいろいろ体験したことや思ったこと綴ってくださいね。

ひろき行くんや!?
りょうと
2010/08/14 23:40
>ひろき
まぁ 相変わらず、元気に過ごしてるでw
腹たてるときもあれば
おもろいときもあれば
いろんなときがあるけどな!
来年の夏、来てくれるんや!
けど俺、来年の夏 ちょっくら日本に行くかもw
時期かぶらんようにしやななw
誕生日おめでとー てかもう23歳か。
早いなー

>りょーと
そんなたいそうなことは書いてないけどなw
日本との違いは感じることが多いけど。
日本でも出来ることに対して行動することも
大事やと思うよ。さすがやな!
その人身売買の話とか、
せっかくの教壇の前で語ってあげてや。
ひろきも来てくれるみたいやし、
りょーと兄さんも来てくれるんやろな★
ユウタ
2010/08/15 23:11
ユウタさん

スタツアで訪問しました、まっきーです。
ブログ見させていただきました!!
スタツアで聞かせていただいた、日本語のあいさつや日本語の歌の背景にこういったことがあったことは知りませんでした。書いていただいてありがとうございます。

今回のスタツアで、ユウタさんはじめ協力隊の方々の生き方を見させていただいたのは、今後の自分を考える上で参考になりました! 良い体験で終わらせないようにがんばります。
またラオスに行きますね☆
まっきー
2010/08/16 17:37
>まっきー

そうそう、やっぱり日本とは違う常識で活動するんは大変やなぁと実感するわな。
けどスタツアでは、多くの生徒が楽しんでくれて、
ほんまによかったと感じてる。
普段は遠い日本の国を、
近くに感じてくれたかなぁ。
おれが、JICAが入らんかったら、
きっと日本人に会う機会もなかったやろうラオスの人に
いい経験になったかなぁとか、
いろいろ勝手に想像して満足してる。
ありがとう!

報告書楽しみにしてるわ★
勇太
2010/08/20 15:20
久しぶりだね
元気に楽しく笑って生活しているようでなによりです。
なんで日本じゃないのって質問は俺の読んでて2秒ぐらい止まったよ
でも俺は思った
いや助けに来てるんじゃなくて世界を肌で感じて学ばせてもらいに来てるんです
日本とかの国で考えない世界を作りたくてその為にまず自分が学ぶために来てます
そう思った。
なんか根本を再度見る機会になった
特に欲が強い俺はどうしても目の前の問題に目が行って自分の活動でも目で見てわかる結果をもとめてしまうからさ。
サンキュー☆
ヤスモン
2010/08/21 02:06
さばいでぃー:)スタツアで訪問させて頂きましたれみぃです。
 ゆうたさんのクラスはとても楽しかったです!いろいろなおもてなしにも感動しました。みんな積極的に知らない日本人と交流しようとしていて、きっとそれまでのゆうたさんの活動があったからなんだろうなとひしひしと感じました!すごいことだと思います。
私にとってとても思い出に残るラオスの子たちとの時間になりました。
ありがとうございました!!
れみぃ
2010/08/22 20:30
>ヤスモン
おぁヤスモン。おひさやな。
今回のスタディーツアーで俺も、いろいろと根本に戻って考えさせてもらえることができてん。
なんか、ワークショップとか目に見えて活動しやんなんあかんのかなぁとかいろいろ焦ってて、
まだ充分にニーズ引き出せないまま研修を強行しようかと思ってたとこやったからさ。
けど、そうじゃないんよなー。
ほんまに。
やってることが、日本での仕事と同じになってしまうとこやった。
せっかくのこの機会、
いろいろもっと自然体で受け止めて、感じて動いて行かなあかんわなー。
ヤスモンのblogもかなりおもろく見てるわー。
がんばりまっしょい。

>れみぃ
おー!無事に帰れて何より。
れみちゃんのトランペットや音楽の贈り物のおかげで、
俺も少し違った視点で、学校を、教室を盛り上げることを知ったわ。ありがと。
早速、音楽、世界の笑顔のためにプロジェクトというので申請してみた!
がんばるわなー★
勇太
2010/08/22 20:52

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