逢人青春記

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zoom RSS でも諦めないから、諦めたくないから、きっといつか何かを掴むんだ。

<<   作成日時 : 2010/09/07 23:39   >>

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 7

今回の記事は2部構成でお伝えします。

第1部。 うれしかったこと。+++++++++++++++++++++++

日本の基礎教育ってすごいなぁ、と最近実感してる。
学力とかじゃなく、
「自分で考えようとする力」が備わってる気がする。

とはいう、自分の担当クラス、3年生1組の生徒達にも、
最近、自分で考えようとする姿勢が現れてきた。(えっへん)

俺の授業スタイルは、
やっぱり塾系なんやろうなぁと自分でも思うけど、
最小限のポイントを説明して、後は演習演習。
その演習の中で、少しステップをつけて、子供が解けないであろう問題を最後に入れ、
解説のときに、次のポイントへ持っていく。
そんな流れ。

自分で言うのもなんですが、
今までのラオスの授業とは、全然違う、はず。

まず、教科書見てないからな。
教育省に怒られるけど。

こっちの教科書は、一応
@ 活動(生徒への問題、導入)
A 要点・まとめ
B 問題演習 基礎
C 問題演習 応用
の流れになっていて(そうゆう題がふられていて)、一見ちゃんと流れに沿ってると思いきや、

まず@の導入がAに全然結びついてへんし、Bの基礎問題、難しいし、Cにいたっては、えーーーってぐらい難しいのもあるし、この単元に関係ない問題もあるし、
ぐちゃぐちゃ。

日本で1ヶ月かけて教える単元も、ラオスではたった5時間だけで教えろとの教育省からの授業案。
出来るわけがない。

実際に教えてみて思う。

ラオスの子供達は、日本の子供達と同じで、
理解にはステップが必要やし、時間が必要。
問題演習させて、解けてきたらおもしろく感じるし、
つまずいたら、なんで?って感じる。

「先生、最後の問題がわらからんわ!」
って声が上がったところで、解説する。

「今までのやり方めんどくさいやろ?実はこんな簡単な解き方もあんねん〜」
ってちょっと得意げになって解説する。

そのときの生徒の目、 おおっと思ってくれたときの顔。
すごく、、、

快感。 笑


ラオスの先生達にも、この気持ちを味わわせてあげたいなぁ。

と、ウキウキになってたんやけど、
最近、新に残念に思うことができた。
いや、前々から思ってたことやねんけど。。。


第2部。 やっぱり許せないこと。+++++++++++++++++++++++


俺の配属先の学校では、毎月の小テストと学期末テストの結果で進級か留年かが決まる。
もし欠点を取れば、追試を受ける。
そして、そのときの成績順に次学年のクラスが決まる。
つまり、
1組は、成績が良かった子が入る。

今持ってる1組で、8月末の小テストを実施した。
テストの問題はすべて、教科書とまったく同じもの、
今までのラオス式のテストから変えたことといえば、
「カンニングはさせない」
ことを徹底しただけ。
結果、
53名中、欠点でなかったのはたった9人。
1組でたったそれだけ。

去年の進級試験の採点もさせてもらったけど、
カンニングし放題のテストで、半分以上が欠点。

けど、何故か全員が進級。
1組に至っては、追試すら誰も受けずに進級。

カウンターパートが言ってたこと。
「去年は5年5組の生徒のほとんどが授業を1年間ずっと欠席してたんや。けど試験だけは来た。それで、誰も落ちずに全員、進級できた。」


この結果が何を示しているか。

それは、試験さえ受ければ、あとは先生が裏でいろいろ工作をして、
落第させないようにしている。

それって生徒のため?

いや、そうじゃないみたい。

自分の教えてる生徒の3分の2が進級できないと、
その先生の評価が下がるらしい。

そして、先生の評価が下がると、学校の評価が下がる。

評価が下がったらどうなるかは、同僚にもわからんみたいやねけど、
とりあえず、校長たちはその評価をとても大事にしているらしい。

だから、
生徒は落とさない。


勉強しなくても、進学できる。
勉強しなくても、テストの点数がとれる。

そりゃあ、勉強しないやろ。学校来やんやろ。遊ぶわな。

けど、
勉強してないくせに、テストの点低かったら、いっちょまえに悔しがる生徒。
まじめに試験させてないくせに、試験中は教室の外で雑談している先生。
そして、できない生徒を「頭が悪いから」という一言で片付ける先生。
「日本の教育をして生徒の成績あげたってくれー」とすべて放り投げる校長。

そうゆうのが、
かなり腹立つ。


なんか、全然、一生懸命じゃない。
全然、努力とかじゃない。気持ちよくない。
そんな世界がここにはあった。


そこで、自分ひとりで何ができるんやろ。って。
一人でテストの不正を正したり、
落第点つけるべき生徒には再テストで追いかけまわったりしてると、
ただの嫌がらせに思えてくる。
てか、なんかそんな学校単位で守ろうとしてるものを壊す勇気がないわー。
問題大きいわー。大きすぎるわー。


改めて、自分の無力さとか、ここに何しにきたんかとか、
考えさせられる。

ただ、

がんばった子にはがんばった成果をあげたいし、
がんばったら、できんかった問題もできるようになるってことを教えたい。
努力が足りない子には「あちゃー」って思って欲しい。

ただ、それだけやなのに。

そのためには、
自分の努力とか、力を正確に試すための場所が必要で、
その場所は、公正じゃなかったらあかんやん。

そのための場所が、「テスト」やと思うから。

けど、その思いがそもそも伝わらへん。

「生徒にとったら点数とれるほうがいいに決まってるやん」
「なんであえて点数低くなるようなことするの?生徒がかわいそうやん。」

っていじわるな外国人になってしまう。
もともとの根底にある思いが違うんかもな。


あかんあかん!!
あきらめたらあかん!!

と、言い聞かせるものの、 やっぱり最近ふと空しくなったりする。

けど、最初に書いたような授業ができると、
そんな気持ちも吹っ飛んでしまうんやけどな。

いやぁ。
どうしたもんかねぇ。

そして最近、やたらと忙しい。。。。
デスクワークばっかりやけど、だから家に帰ってしよーと思っても、
なんだかんだせずに次の日。。。の繰り返し。
あぁ。。。 まずは提出期限が2ヶ月過ぎた報告書、手をつけないと。。。

画像


俺達はまだちっぽけで
手の平の中には
この手の平の中には
雨に打たれ
風に吹かれ
でも諦めないから
諦めたくないから
きっといつか何かを掴むんだ

ちっぽな勇気 / FUNKY MONKEY BABYS



まぁ、なんだかんだ、
マダ 諦めへんけど!

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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
また、書の腕上げましたな!
ほしー。
送って。
ホンジュラスまで。
実は、6月末にラオスにはがき送ったんだよ。
どーも、その便で世界各国にはがきを送ったんだが、
どれも、ついてないっぽい・・・・ガクっ

やっぱ、日本のクオリティーの高さはアッパレだと思います。教育も、医療も、モノもサービスもなんでもかんでも。こっちも教育関係の隊員は似たような境遇のようです。
大人都合(こっちでは政変のあとから教員のストが多発)で学校閉鎖で授業時間も大幅に削られ、こんなんでも進級していくんだわね。クラスもいわゆる学級崩壊だとか。
空しいからこそ、空でも見ようか。
なんも変わらないけど、
ちょっとは気が晴れる?かもよ。
繋がりsunset
yasuha
2010/09/08 01:35
いや、書、かっこええ!!
いーなぁ、その才能!!

中米も同じだね。
落第はたまにあるけど、親があんま気にしてないとかあるのが実際かなぁ。
てゆーか、先進国の教育制度は本当にすごい。
なんだろ、団体行動?集まる、話を聞く、作業する、解散、ってゆー概念がない。ここには。
みんな好き勝手やっちゃう。
今サッカーやってんだけど、団体競技もみんな好き勝手。
練習?毎日やってるけど、練習してないよ。
みんなグランドきてただ玉蹴ってるだけ。
んで、自分うまいと思ってる。
んで、根回し(人脈利用)して試合には出る。
うまくならない。ループ。
オレはラッキーな事にパソコン教えてるから、
子供達は結構興味持ってくれて、授業もやりたいって言ってくれるし、みんな知識付けていってると、おもう。
けど、問題は先生だね。
このあと、先生達が実際教えるってなったとき、どうなる事か…不安いっぱい。
kei
2010/09/09 01:10
>やすは
えー 届いてへんわ!
手紙とかうれしすぎるのになぁ。
やすはの住所また教えてやー。それか事務局に送ったらいいんかな。
学級崩壊は、ラオスも崩壊中やで。
ただ日本みたいに悪意のある感じじゃなくて、
なんの悪気も無く、自然に崩壊してる感じ。
見てたらイライラするわw
空。青空。見て気分をすっきりさせるわ!
あぁ、海が欲しい!!
見るだけでいいから〜

>けー
そう、ほんまそう。
好き勝手、我儘。けどそれはそれで文化として受け入れるべきなのか、団体行動とは。。。を説くべきなんか、ずーっと迷い続けて結局何もできてない・・・。
どうしたもんかぁ。
バレーとか体育みたいにPCもやけど、
興味ある子が集まって、とかならまだ少しはやりやすいと思うわ!まぁそれでも話聞かせようと思ったら一苦労やろうけど。
自分がいなくなった後、もとに戻ったら、意味ないしなぁ。先生たちに気付いてほしい、この想い。
勇太
2010/09/09 15:27
たまにブログ見させていただいてます。でも、思ったのは、いくら色々書かれても、期限2カ月過ぎた報告書というもの。期限過ぎてもそれはいいのですか?まず何か言う前にやはり目先のやるべき事が出来ないといけないのでは?期限を守るのは社会人として最低限のマナーだと思うのですが。。。面識ない者がこういうこと言って失礼とは思いましたが、人に教える立場の人なのですから日本とか外国とか関係なく、先にやるべき事をやってから、活動したり色々考えるべきだと思いますよ。
名無し
2010/09/17 01:53
>名無しさん
おっしゃる通りです。報告書は期限通りに出さないといけないものです。
ただ、一応弁解させていただきますと、
報告書に記載するものに「今後の活動予定表」というのがあって、配属先との話合いの中で決定し、お互いが納得したものを作らないといけないものがあります。
通常なら今後の予定を話合う期間が、僕の場合は夏休みであったため、この9月(期限2ヶ月過ぎ)に入ってから今一緒に作ってます。この話合いさえ上手くいけば、あとは書くだけなんです。
さらに、ラオスは、上への報告が大事になっていて、たとえばワークショップをしたい!と思っても、どんな内容でするのか、どこで誰とするのか、どういった目的で、などを提出書類として書き、学校、郡教育局、参加者、県教育局へ提出し、同意を得ないと活動ができません。夏休み中は学校も休みで巡回できなかったので、この書類を作るのに専念し、休みが明けた今、各学校を巡回し、説明し、同意を得るといった段階まできてます。なので、もう少しですね。正式に決まれば、報告書の活動予定に盛り込めるので!
といった事情があり、一応JICA側にも報告はしています。
と、こんな仕事の詳細を説明してもどうかと思ったんで(なんか、「ほら俺ってこんなにやってるでしょ?」って自慢するみたいになりそうだったので)、ブログ内では書かなかったんですが、軽いタッチでただ「提出期限が過ぎた・・・」だけ書くと、確かに無責任な感じがしますね。
ご指摘ありがとうございます。
勇太
2010/09/17 14:45
ブログは内輪だけでなく色んな人が見ます。折角きちんと活動しているのに文章の表現によっては期限も守らない・仕事もせず遊んでるのか?とも見て取れます。でも勇太さんはこういった一般的な意見もスルーする事無く受け止められ、且つ事情を説明してくださったのできちんとした方と分かります。私も外国駐在の経験があるので、やはり外国で納得いく活動をするには何はともあれ言葉が出来なくては話になりません。それは皆が一番痛感していると思います。また、この手の活動は色んな意味で日本ではあまり良い目で見られない・認められてないのが現状です。実際遊んでばかりいる人もいると聞くからだと予想します。しかし、勇太さんを始め自分と向き合い頑張ってる人も沢山いると思いますので、たかがブログではなく、「発信する責任」は持ってたほうがいいのかなと思います。別にどんだけやってますと書いても嫌味にはなりませんよ。逆に頑張ってるんだなと思います。
限られた任期を良くするも悪くするも全て自分次第ですし、目的も無く過ごす位なら、そんな時間あればもっとやれる事あるし時間の無駄です。こうしてる今でも日本は日々刻々と淡々とやるべき事(仕事や学校)にいそしんでます。外国に居るとそれを感じ取りにくいですが日本に帰ってから繋がる活動を自分で見い出せるといいですね。充分な活動が出来なくても「自分の行動次第」で達成感は得られると思います。勇太さんなら出来ると思います。頑張って下さい。
名無し
2010/09/19 09:39
>名無しさん
返信ありがとうございます。
充分な活動の基準は、 結局は自分の納得度だと思ってます。もちろん一人よがりになっても仕方ないんですが、もし自分の任期中に達成できないことがあっても、次へと繋がる準備ができたなら、「こうやったけど失敗したよ」と語れることができるなら、それはそれで充分な活動っていえるのかなぁと思ってます。
いろいろと壁があって、かなり凹むことも最近は多いですが、言葉わからんくて黙ってる場合じゃないし、言っていかないと伝わらないので、とりあえず体当たりしてる感じです。
励ましのお言葉ありがとうございます。
がんばっていくと共に、しっかりとこのblogで活動を発信できればと思います!
今後ともよろしくお願いします!
勇太
2010/09/21 15:35

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